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5次元からのメッセージ

今回もとてつもなく素敵な感想を頂きました。

シンプルな何もない踊りなのに、こんなに受け取ってくださる。頭があがりません。


ご紹介させて下さい。



うみゆうど 今井芽さん


私はいつも、まれあさんの踊りに触れると、涙が滲みます。


地球は口がきけないから、まれあさんの身体を伝って、何か言いたいことを出しているのかな?と感じました。


海では、自然が溜まっていたものを出してしまったので、スッキリ、晴れ晴れしたように思いました。


その後の強風、暴風。


何なのでしょう?

自然がもう一つ元気になったのかな?


次の幕開けみたいでした🌊




甲俊太郎さん

初めは、観客である私には、まれあさんが山や草花や風や鳥、水の息遣いとの同調を試みている緊張が伝わってきた。

とんびが様子見に、上空を旋回している。

まれあさんの両肘が糸で吊られたように持ち上がったとき、空を飛ぶとんびだろうか、と思った。

すると私は激しい念を感じ始めた。まれあさんの俯きかけた顔は怒りのよう。足は静かに草地に触れているのに、腹から頭まで、何かに対する怒りを示している。そう見えた。

肘が空の吊り糸から解放されると、まれあさんは山草花風鳥水と同調なされた。

風がしずまり、音が凪いだ。海の息遣いが聞こえる。

まれあさんは清らかだった。魂が身体の形をしていて、こころが動きに流れていく、そんな風に見えた。

俯いた顔は地球のあらゆる悪も正義もなにもかもを穏やかに見つめ、包んでいく表情。怒りを抜けて、宇宙に飛び立たれたのかもしれない。そう感じられて、ぞわりと毛羽立つ。

終わったあとに、草舞台に生えている名もない草までも、ひとのように生きて見えた。まれあさんの踊りが私を草花に近しいものにしてくれたのだろう。


今回は動き少なめと仰有られたけれど、私はこうしたひとつの物語を見ていたので豊穣な体験をしたと思う。


海のほうは、まるで邂逅のようだった。

衣装の裾が海の色に濡れている。海と溶け合い、交ざり合い、還ってくる。向こうの山に顔を上げ、ゆっくりと歩む。それは海からの使者。あるいは高次元なる高みに移られたひとが、なぜなのか、人間世界に戻ってきたかのよう。

使命があるのか?

まれあさんにはどんな使命があって、私たちはまれあさんからどういう真理を教わるのだろうか、と戦慄した瞬間に、踊りは終わった。




.......

ありがとうございます。

ありがたい。


写真 甲俊太郎さん



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